ジャガイモの育て方

ジャガイモの育て方
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ジャガイモは、アンデス原産のナス科の植物です。実の大きさは100g〜500gになる場合もあります。江戸時代から栽培されていたそうです。
品種は男爵、メークインが2大品種でしたが、その派生種、珍しい色の品種、多収性の品種などが改良されています。
日本では北海道が産地として有名です。かなりの量のジャガイモが日本全国へ送られています。
〜正式名称について〜
学名:Solanum tuberosum L.
英語名:potato
和名:ジャガイモ
栽培方法(春植え、夏植え)
時期 育て方 2月中〜3月中
8月中〜9月上
土の準備
植え付け前、2週間くらい前までに苦土石灰を1m²あたり200g施肥します。
肥料の施肥量は、品種や条件によって異なります。以下の基肥の施肥基準の一例と、肥料の袋の説明書きに従って検討してください。
10aあたりの基肥の施肥基準の一例
N:P2O5:K2O=10:15:15(kg) + 堆肥2トン
10aあたりの追肥の施肥基準の一例
N:P2O5:K2O=0:0:0(kg)
目安ですが、1m²あたり、牛糞たい肥を2kgか鶏糞たい肥1kgと、化成肥料(10:10:10)を100g程度まいて、よく耕しておきます。(肥料の使用量は袋の説明書きに従ってください。また、栽培していく中で、ご家庭で独自のベストな分量を見つけてみてください。)
深さは20〜30cmくらいの深さまで耕します。肥料と一緒に、バークや腐葉土などの有機質の土壌改良材を混ぜると、土がふかふかした状態をある程度期間、維持することができます。
2月下〜4月上種芋の準備(芽出し)
種芋を自分で用意する場合には、昨年のジャガイモを使えば、上手くいきます。店で売られているジャガイモは、発芽しないものもあるかもしれません。休眠期間のものもや、発芽しないような処理がしてあるものもあります。
そういう場合は、日光に数日さらして芽出しを行い、発芽しているのを確認してから、使います。
2月下〜4月上種芋の購入
ホームセンターでも簡単に買えます。品種も5種くらいが買えるようになりました。特に、豊産性の収穫量が多い品種がおすすめです。
これらは、新しい品種のため、商品名がまだついておらず、〜何号のような名称のものもあるかもしれません。こういったものは有益性が高いので栽培してみるとたくさん収穫できるかも知れません。
色が普通と違っていてもの珍しいものもあります。それらは収穫量よりも希少性を楽しむものです。
2月下〜4月上植え付け
目安ですが、畝幅60cm、株間30cmぐらいとします。
種芋から上に伸びた茎の周りに芋ができますので、種芋が最終的に十分な深さに埋まるようにします。そのためには、畝を高く作るのではなく、M型のようにして、植え付ける場所を低くしまわりに土を盛っておきます。
種芋を切断すると、腐る原因となりますので、十分な乾燥処理ができない場合は丸ごと1個づつ植え付けます。3月上〜7月下成長
植え付け後は、数週間して芽が地面の上に出てきます。何もしなくても成長していきます。整枝、芽かき
1つの芋から4,5本の芽が出てきます。あまりに多いと成長が阻害されて、どんどんと小さい芋ができてしまいます。
2,3本以下になるように枝を種芋のところから、折り取ります。5月下〜7月追肥、土寄せ
追肥は土寄せと同時に行うといいと思います。
植え付け時に、両側に寄せていた土を徐々に2,3回に分けてジャガイモの茎が埋まるようにかけていきます。決して新芽の先端は埋まらないように気をつけてください。
このときに肥料を混ぜておくと追肥作業が同時に出来ます。
追肥の目的としては、花が咲くまでに茎と葉を以下に充実させて大きく育てるかということになります。
ジャガイモとなる根の一部の地下茎は、ジャガイモの花が咲いた頃から肥大し始めます。ジャガイモは葉で光合成された栄養が蓄えられるものです。
5月下〜7月
11月上〜
収穫
開花してから、ジャガイモが肥大していると考え、十分に肥大できる時間を置きます。基本的には、茎が黄色くなって完全に枯れてしまうまで置いておくのがもっとも大きくする方法です。
ただし、梅雨時期と重なり、腐ることもあるので、ほどほどのところで掘り起こします。
掘り起こすときには、必ず、1株を試し掘りをして十分に肥大しているかを確認してから収穫します。
また、小さい、肥大しきっていないジャガイモを新ジャガといって食べられています。水分が多く、フレッシュな味がします。
収穫する時は、大きなスコップで掘り起こすと、ジャガイモを割ってしまうことがよくあります。できるだけ、茎を引き抜いた後に、手で地面を探って芋を掘り出すようにしたほうが安全です。
そのためには、地面よりも下の位置に種芋を植えるのではなく、地面と同じ高さに種芋を植えて、盛土を30cmくらい行なっていくと簡単に収穫ができます。
逆に穴を掘って種芋を植えつけた場合には、掘り起こす作業が大変になります。
7月中〜7月下栽培後半の管理
ジャガイモは花が咲いたら摘み取るようにと言われています。品種によって、実がなったり、成らなかったりします。小さいミニトマトのような実がなることがあります。同じ、ナス科の仲間なのでにているのかもしれません。
この実は食べないようにしてください。
病気の症状と生理障害
主な害虫
テントウムシダマシ、アブラムシ、ヨトウガ
主な品種
男爵、メークイン、キタアカリ、インカのめざめ、アンデスレッド、デジマ、ニシユタカ
品種によって、葉の形、切り込みの深さ、色、茎の色、花の色までだいぶ異なります。
栽培時のポイント
種芋の品種によって、だいぶ収穫量に差があります。珍しさを選ぶか、収穫量を選ぶかで品種をきめます。男爵やメークインよりも収穫量の多い品種がいくつか売られています。
追肥は水やりは意外と大事で、収穫に差が現れます。乾燥しすぎた環境で葉が小さく短いとあまり収穫ができません。ただし、日陰気味の場所で育てると、茎はとてもよく伸びます。1.2mくらいになったこともありますが、これは徒長です。光を求めて植物が伸びただけです。
基本的に日光がジャガイモを作り出すもとになりますので、日当たりがいい場所で育てます。
気温やジャガイモの状態によって発芽までの時間はまちまちです。
2,3週間かかることもあります。
地面の中ではかなり伸びているのですが、地上まででてくるのに時間がかかるようです。
芽かきをして1本から2本にすると、大きめのジャガイモができます。
土寄せは2,3回行います。この時に肥料を合わせて追肥をします。
大きく育っていますが、草ばかりでこのときはまだ、芋はほとんどできていません。
花が咲きました。これからようやく、ジャガイモが肥大し始めている状態です。
花をほっておくと、実がなります。実は食べないでください。
茎や葉が黄色くなって、枯れてきたら、収穫です。掘り起こすときに芋を傷つけないように注意してください。
土寄せが足りなくて、地面から出てしまったジャガイモは、光があたると、緑色になります。(左)
これは食べないほうがいいです。
ジャガイモは地下茎といって、地面の中で伸びた茎の一部が肥大したものです。
食べ方
蒸したり、煮たり、炒め物にすることができます。
熱に強いビタミンCが特徴的です。また、新陳代謝を高めるビタミンB2も含まれていますので、美容と健康にもいいようです。
カロリーは米と比べると低いため、体重コントロールにもいいでしょう。
ジャガイモの花と実
ジャガイモは花が咲きます。
紫色の皮のジャガイモは花も茎も紫です。
普通は、薄紫か白色の花をしています。
たくさん咲きます。
ナス科の実という感じで、トマトの原種(本当のアンデスのほうにあるもの)のような実がなっています。