カブの育て方

カブの育て方
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カブは、中央アジア原産のアブラナ科の植物です。実の大きさは100g〜1kgになる場合もあります。奈良時代から栽培されていたそうです。
品種によって、小蕪は四季蒔きの品種がありとう立ちせずに育てることができます。本来は秋蒔きです。伝統品種や、大型のカブは秋蒔きで栽培します。
〜正式名称について〜
学名:Brassica rapa L. var. glabra
英語名:Turnip
和名:蕪、蕪菁
栽培方法(秋蒔き栽培)
時期 育て方 8月上〜8月中土の準備
植え付け前、2週間くらい前までに苦土石灰を1m²あたり200g施肥します。
肥料の施肥量は、品種や条件によって異なります。以下の基肥の施肥基準の一例と、肥料の袋の説明書きに従って検討してください。
10aあたりの基肥の施肥基準の一例
N:P2O5:K2O=12:10:12(kg) + 堆肥1トン
10aあたりの追肥の施肥基準の一例
N:P2O5:K2O=0:0:0(kg)
目安ですが、1m²あたり、牛糞たい肥を1kgか鶏糞たい肥500gと、化成肥料(10:10:10)を120g程度まいて、よく耕しておきます。(肥料の使用量は袋の説明書きに従ってください。また、栽培していく中で、ご家庭で独自のベストな分量を見つけてみてください。)
深さは20〜30cmくらいの深さまで耕します。肥料と一緒に、バークや腐葉土などの有機質の土壌改良材を混ぜると、土がふかふかした状態をある程度期間、維持することができます。
8月下〜9月下種まき
直播きで育てます。畝に1cm程度の深さのスジをつけて、そこに5mm間隔になるように指先をこすりながらタネを落として蒔いていきます。
時期的に虫が多いですので、防虫対策をします。カブは特に虫に弱いといいます。
まき終わったら、スジを埋め戻して水を与えます。芽が出てきたら乾燥で枯らさないように水やりをします。9月上〜9月下有望株の選別
芽が出てきて、本葉が2枚くらいになると、だいぶ混み合ってきます。徐々に密集しているところから、つみとって食べていきます。
10月上〜11月上追肥
小蕪(こかぶ)の場合は、追肥はいりませんが、大蕪など長期栽培になる場合は、追肥を与えます。もともと、肥料は少なく済むカブです。
大かぶの場合はそれなりに肥料が必要ですので、肥大する時期に合わせて追肥していきます。
成長、肥大
初めは細い茎が、地面の上に曲がって倒れている感じなのですが、その茎の部分が肥大してカブとなります。
カブは地面の上に出来上がります。土寄せをしてカブがあまり地面の上に出過ぎないようにすると綺麗にできます。
10月中〜11月収穫
小蕪は種まき後2ヶ月弱で収穫できますが、大かぶはもう少しかかります。
必要な分だけを収穫して食べていくといいと思います。
大きいものから収穫していくと、小さいものも後から遅れて成長しますので、長期間楽しめます。3月下〜4月トウ立ち
春になると、他のアブラナ同様にトウ立ち(抽苔)し始めます。こうなると硬くなり食べにくいので、花が咲く前に収穫してしまいます。
また、春、気温が上昇してくると、実の中心部が黒く腐り始めることもあります。11月〜3月栽培後半の管理
一度に全てを収穫すると、大変な数のカブがとれて漬物にしない限り、持て余してしまいます。
植えたまま、年を越して春まで徐々に収穫すると、ちょうどよく食べていけます。ただ、時間が経つにつれて、カブの表面に虫食いの跡ができたり、茶色くなったりしてきます。
病気の症状と生理障害
根こぶ病
主な害虫
アオムシ、蛾の幼虫、コガネムシの幼虫、線虫類
虫に表面をかじられてボロボロです。
主な品種
小蕪、聖護院カブ、木曽紅カブ
栽培時のポイント
基本的に小蕪なら元肥のみで素早く成長させます。大蕪などは、肥料分が切れないように追肥を与えてください。
普通に売られているカブなどは、 一気に成長させて食べきってしまうという感じのものです。多少、長い間栽培するような大蕪といわれる聖護院カブなどもありますが、ほとんどは小蕪か中蕪です。これらのカブはあまり、放置せずに早めに食べてしまったほうがいいと思います。
ほっておくと、虫に表面をかじられたりして、見た目が悪くなることが多くなったりします。
株は地面の上にできます。土寄せして土をかぶせると綺麗に作れるそうです。
密集した所は小さい時から収穫して食べていきます。
赤かぶは表面がピンク色です。茎も赤紫色です。
葉は緑です。中味は白いです。
食べ方
漬物、煮物、炒め物、和食にはなくてはならい昔からの伝統食材です。
カブは柔らかくて緻密で、生で漬物にして食べるのが一番だと思います。食感がとても優れていてクセが全くありません。大根ではどうしても大根の強い味がでてしまいますが、カブで作る漬物は大変繊細で、美味です。
また、葉も食べれるので小蕪などではやどりした場合には、茎葉を食べて見てください。柔らかく、おいしいです。野沢菜もカブに近い仲間ですが、小蕪の場合は、葉がとても柔らかく漬物でも、炒め物でも、すぐにしんなりとします。