ミニトウガンの育て方−冬瓜とは違う?肥料、追肥、摘心、品種、収穫日数、重さkg−食べ方、レシピ、栄養

ミニトウガンの育て方−冬瓜とは違う?肥料、追肥、摘心、品種、収穫日数、重さkg−食べ方、レシピ、栄養
ミニトウガンとは?
トウガン(冬瓜)は、インド、東南アジア原産のウリ科の植物です。歴史は古く、平安時代の頃から日本では親しまれていたようです。ミニトウガンはこれを品種改良されたもののようです。トウガンは20kgのものまでありますが、ミニトウガンは大きさが、1.5kg〜2.0kgと小さいものです。産地は温暖な気候で日照時間の多いところで、たくさん作られはじめているそうです。ミニタイプのものがでてきて、スーパーなどでも購入できるようになって、身近になりました。
ミニトウガンの正式名称
学名:Benincasa hispida
英語名:winter melon
和名:冬瓜
ミニトウガンの栽培方法
時期 | 育て方 |
---|---|
3月中〜4月中 ![]() |
土の準備 |
4月中〜5月初 ![]() |
種まき 発芽は高温を好みます。17度〜30度の温度で発芽しますが、高温の方が好ましいです。 発芽まで時間がかかることがありますので、種を乾かさないように注意します。 発芽自体は種の種類によって、容易に発芽するものあれば、1ヶ月以上変化がないものなどあります。また、種子に薬品のコーティングがあるものは長期間発芽しなくても腐らずに残りやすいようです。しかし、コーティングのない種子は1週間くらいですぐに発芽したこともありましたので、どちらがいいかはわかりません。 |
4月末〜5月末 ![]() |
苗を育てる
家庭で苗を育てるのは大変だと思います。相当な高温でない場合、ほとんど成長が見られないこともあります。あまり、成長が止まっているような状態で長く育成すると、その後の成長が期待できなくなることもありますので、温室がない場合などは5月頃に種を播いて、屋外のビニールトンネルなどで育苗するのがいいかもしれません。 直播きで育てられると、手間も成長度合いも一番ベストな状態となります。 |
5月初〜6月初 ![]() |
植え付け 目安ですが、畝幅180cm、株間100cmぐらい、できるかぎり広くとります。これでも足りないくらいでもっと広がります。他の野菜と上手く共存させたいところです。 マルチを貼って植えつけたほうが地温が上昇し、植え付け後、初期の成長がよくなるでしょう。 |
5月中〜7月末 ![]() |
成長、開花、着果
暑い時期の場合は、植え付け後はほとんど何もせずに栽培ができます。寒い時期にはビニールトンネルで栽培する必要があります。最高気温が15度を下回るような時期は要注意です。 乾燥には大変強いので、活着後、梅雨明けまではほとんど水やりを心配することもないでしょう。 梅雨明け頃から雌花が雄花に遅れて開花していきます。花の元が実になっているのですぐにわかります。昆虫が来ない場合は人工受粉を行います。十分に暑い時期の露地の場合、自然に受粉して着果することが多いです。 |
5月末〜6月 ![]() |
摘心
ミニトウガンは4,5本の子蔓を伸ばして育成することが多いようです。1本のツルに2,3個以上収穫できることもあります。摘心は親蔓が勢いが良い時に、本葉が5,6枚以上の時に行うか、勢いが無いのであれば、そのまま伸ばしておくと良いと思います。 |
6月末〜9月 ![]() |
追肥
追肥は気温が上昇し始め、ツルがどんどんと伸び始めたころから、実が付いているのを確認できます。その頃から追肥を実施するといいでしょう。状況に応じて回数、分量を調整してください。元気なミニトウガンは、茎の直径が1cm近く、葉は顔より大きいくらいです。それくらいの樹勢がないようでしたら、気温、日光、栄養不足の可能性があります。 露地栽培では、梅雨明け頃から急激に成長が早まります。 |
8月初〜9月 ![]() |
収穫 完熟させると、粉が白くふくものもあります。また、完熟させたほうが長期保存がききます。 実に生えている毛が刺のように鋭いので、手袋をして収穫したほうがいいでしょう。 未熟果でも味は変わらず美味しいですので、実の大きくなるスピードが止まったら収穫の目安としてもいいかと思います。 |
9月末〜10月 ![]() |
栽培後半の管理
秋になり気温が下がってくると、実が肥大しなくなります。この頃が成長の限界なので、実を収穫して撤収します。 |
ミニトウガンの病気の症状と生理障害
つる割病、ウドンコ病ミニトウガンの主な害虫
ウリハムシ、ナメクジミニトウガンの主な品種
ミニトウガン、ミニトウガンの栽培時のポイント
高温、強光を維持する。早い時期はトンネル栽培をする。梅雨明け以降が成長の本番です。成長が始まってからは肥料分を切らさないように、元肥の効果が薄くなるころから追肥を行います。
双葉は少し銀色がかっています。キュウリやカボチャとは見た目から違います。
発芽はとても高温を要求します。

寒い時期には植えつけないようにします。
植えつけても夏にならないと成長しません。それまでに雑草に埋もれてしまいます。

真夏が成長の時期です。どんどんと太陽に向かってのびていきます。


トウガンの茎はとても太いです。しかもとても頑丈です。
おそらく、ウリ科の中でも最強の部類に入ると思います。
葉はとても大きく、茎にもトゲのような毛があります。


左が雌花、右が雄花です。雄花も結構大きいです。
この雌花がとても綺麗なのがトウガンの特徴です。
とても細かい透明な毛に覆われていて、ものすごい密集度です。


開花しました。花も他のウリ科の花とは違い、とても大きいです。
大玉スイカも実は大きいですが、花や茎は小さく、キュウリより細いくらいですが、トウガンはとにかく、すべてが大きいです。
おそらく、ミニ冬瓜でなく、普通のものは、20kgになるというのも納得です。


いつの間にか実ができたと思ったら、日毎に肥大します。
とても早く肥大します。完熟させる必要もないので好きなときに収穫できますが、大きさがとまるまでは成長させたいです。

ちょうど、盛夏の頃に実ができるのでいつも澄み切った青空とトウガンのコントラストが見られます。


肥大が止まったら収穫です。1株からでも、同時に4個くらい収穫できたりします。
状態が良ければ、ミニ冬瓜の場合、1株から10個以上はとれると思います。

これは少し早いのでまだあまり種ができていません。
ワタごと食べてしまいました。
貯蔵するためには、なるべく、大きく熟させたほうが日持ちするようです。
ミニトウガンの食べ方
あんかけ、炒めもの、漬物などがあります。和風料理にしか馴染みのない野菜ですが、クセのない味なので、様々な組合せの料理に使うことができるはずです。