雑草防除シート
雑草防除シート
よく、果樹園などで果樹のまわりの地面に分厚い黒いシートがはられています。
ゴムのように分厚いシートなのですが、畑の場合も通路に敷いていることがあります。
これを敷くことによって、何がいいのか?と思いますが、雑草が生えません。
雑草なんてたいしたことないじゃないか?と思います。
生産している畑行くと雑草なんて見たこともないとおもいますが、それは抜いているからです。
そんな、雑草が枯れるほどの除草剤を撒いたりということは出来ないはずです。野菜まで枯れてしまいます。
海外では、除草剤にも強いという遺伝子組み換えの大豆がありますが、これは上空から農薬をばらまいて済ますという豪快な方法です。
普通は、そんな強健な野菜はありません。そのため、野菜を枯らさずに雑草だけを枯らすことは難しいと思います。
たかが、雑草。などと思わないほうがいいです。
雑草とは、
一番やっかいなものは、イネ科の雑草です。
これは牧草のようなもので、そこらじゅうにあるものです。
根が深く、乾燥した土地ではひっぱても抜けません。葉が切れるだけです。
根が残っていればいくらでも生えてきます。そして、日に日に大きくなって、人の背丈くらいになります。
もはや、他の植物は育ちません。
これに勝てる野菜はないので、横に生えてきたらよわっていきます。
雑草一本一本を根っこを掘り起こして抜くのです。
普通は雨が降った後に抜くと、すんなりと抜けます。しかし、これでもかなりきついです。腰にきます。
機械で出来ないところでもあります。
そこでこういう雑草防除シートが有るのだと思います。